Doublesでは、2人とも1kmのランを8回、一緒に走ります。分担できるのは8つのワークアウトです。ペア選びと練習計画は、この違いを確認してから進めます。26/27 Doubles Rulebookの第7章が競技の根拠です。
Doublesで分担できること、できないこと
| 内容 | 分担 | 26/27ルールの要点 |
|---|---|---|
| 8回の1kmラン | できない | 2人が常に一緒に走る |
| 8つのワークアウト | できる | YGIG方式で1人が動き、もう1人が待つ |
| ステーションへの入場 | できない | 2人が揃って入る |
| ステーションからの退場 | できない | 規定距離・回数を終え、2人で出る |
| フィニッシュ | できない | 遅い側のチップ読取でチームタイムが決まる |
YGIGは「You Go, I Go」の略です。一方がワークアウトを行っている間、もう一方は待機し、任意の区切りで交代します。たとえばRow 1,000mを250mずつ交代することも、片方が長めに担当することもできます。ただし、交代方法や待機位置はステーションのジャッジと表示に従います。
走力差は、種目の得意不得意より先に確認する
ワークアウトは分担できますが、ランは2人が離れずに進みます。26/27 Doubles Rulebookでは、一方が先行して一緒に走らなかった場合、1分のペナルティが規定されています。また、ラン後は両者が揃うまでワークアウトを始められません。
編集部の計画例として、普段の練習の中で一緒に走れるペースを相談しておきます。単独の記録だけで担当を決めず、ペースを変えたいときの合図や、ラン後にワークアウトへ移る手順を確認してください。ここでの計画例は一般情報であり、個別の医療・トレーニング指導ではありません。
8種目の分担表を作る
分担は「得意な人が全部行う」より、交代の基準を先に決める方が実行しやすくなります。以下は編集部の計画用シートで、公式が推奨する比率ではありません。
| 種目 | 最初の担当 | 交代の合図 | 交代単位 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| SkiErg | ||||
| Sled Push | ||||
| Sled Pull | ||||
| Burpee Broad Jump | ||||
| Row | ||||
| Farmers Carry | ||||
| Sandbag Lunges | ||||
| Wall Balls |
交代単位は距離や回数だけでなく、「フォームが崩れる前」「呼吸が整わなくなったら」のような状態でも決められます。本番では騒音が大きいことを想定し、短い合図を1つに統一します。
Doubles分担シートを開く(CSV)。8種目の行に、最初の担当、交代条件、合図、待機位置、練習での確認結果を記入できます。担当はA・Bなど2人だけで分かる呼び方で構いません。数式や自動判定はありません。
「交代したい」という合図と、実際に交代できる場所・手順は分けて考えます。たとえばSkiErgはハンドルの直接受け渡しが禁止され、Sled Pullでは待機側がロープ操作を手伝えません。共通の合図を決めた後に、Doubles Rulebookの第8章で種目ごとの条件を確認します。
練習日と当日の確認先も共有する
以下は編集部の共有表です。公式の提出物ではありません。日時を推測で埋めず、2人で決めたことと公式で確認できたことを書き分けます。
| 共有する項目 | 2人で決めること | 確認先 |
|---|---|---|
| 参加の目的 | 初参加、記録、連携など優先すること | 2人の合意 |
| 練習予定 | 日、施設、予約担当、確認する種目 | 施設の予約案内 |
| ランの合図 | ペースを相談したいときの短い言葉 | 2人で試した結果 |
| 集合 | 集合場所、時間、遅れた場合の連絡方法 | 公式Start Listと会場案内 |
| 分担の更新 | 誰が、いつ表を更新したか | 最新の共有シート |
| 未確認の規則 | 分からない種目や交代方法 | 現行RulebookとTechnical Briefing |
練習後は「予定どおりだった点」と「次回変える点」を各1つ記入します。毎回すべての分担を変える必要はありません。模擬レースの計画方法を使い、合図や交代の確認に目的を絞ることもできます。
待機中にも守るルールがある
ワークアウトをしていない側は、指定されたワークアウトゾーン内で立ったまま待機します。26/27ルールでは、ひざまずく、座る、横になるなど、床に身体をつけて休むことは認められていません。交代に集中しすぎて、他のチームのレーンや進行を妨げないことも重要です。
また、ラン後の入場とワークアウト後の退場は2人一緒です。「次のランへ先に出る」「遅れてステーションへ入る」は避けます。一緒に行動しないことによるペナルティが3回を超えると、非競技扱いとなりランキングが付かない規定もあります。
申込前に2人で合意する6項目
- 同じペースで8回走ることを理解しているか
- 希望するDoubles部門と26/27の重量を確認したか
- 8種目の主担当と交代の合図を決めたか
- 練習日、遠征、費用をどう分けるか
- どちらかが出場できない場合の連絡期限を決めたか
- チケット購入時にLite Flex / Flexの条件を確認したか
Doublesでは体力だけでなく、同じ情報を見ていることが大切です。2人とも対象大会のTechnical Briefingを確認し、片方だけがルールを覚える状態にしないでください。
最終確認日:2026年9月5日