PFTはPhysical Fitness Testの略で、HYROXの要素を短く体験しながら、現在地を測るための6種目テストです。参加資格を得る試験でも、完走可能性を判定する合否テストでもありません。
公式は、PFTを初参加のディビジョン選びや、次のレースへ向けたペース計画の参考として案内しています。
公式PFTの6種目
順番を入れ替えず、次の内容を続けて行います。
| 順番 | 種目 | 公式条件 |
|---|---|---|
| 1 | Run | 1,000m。屋外または傾斜2%のトレッドミル |
| 2 | Burpee Broad Jump | 50回。前方90cm |
| 3 | Stationary Lunges | 100回。完全に伸ばす |
| 4 | Row | 1,000m |
| 5 | Hand Release Push-ups | 30回 |
| 6 | Wall Balls | 100回。男性6kg、女性4kg |
本番のHYROXと種目構成は同じではありません。PFTにはSledやFarmers Carryがなく、ランも1,000mだけです。したがって、PFTタイムをそのまま本番の予想タイムへ換算しないでください。
公式の時間目安は重なっている
HYROX Japanは、完了時間から部門を考える参考帯を次のように掲載しています。
| PFT完了時間 | 公式ページの案内 |
|---|---|
| 15〜25分 | OpenまたはPro |
| 25〜35分 | Open |
| 30〜40分 | Doubles |
| 35〜45分 | Relay |
30〜35分や35〜40分のように範囲が重なります。これは、タイムだけで答えを1つに決める表ではないということです。1人で全種目を担いたいか、パートナーと走れるか、4人を集められるか、本番重量へ対応できるかも合わせて判断します。
総合タイムより残したい記録
PFTを練習に使うなら、終了時間だけでなく次の4点を記録します。
| 記録 | 見直すときの問い |
|---|---|
| 各種目の開始・終了 | どこで時間を使ったか |
| 休憩した場所と長さ | 動作中と種目間のどちらで止まったか |
| 動作基準を崩した回数 | 速さを優先して無効動作になっていないか |
| 主観的なきつさ | 終盤に余裕が残ったか、序盤で上げすぎたか |
初回と再テストで条件を揃えると変化を比べやすくなります。同じ器具、同じ順番、同じ計測方法を使い、途中で負荷や距離を変えた場合は記録に残します。
PFT後の判断フロー
- 公式の時間帯で候補を2つまで挙げる
- Singlesを考えるなら26/27の本番重量を確認する
- Doublesならパートナーと同じランペースで試す
- Relayなら4人の担当表を作る
- 未経験のSled、Carry、Lungesを別日に確認する
- 最終的な部門は、対象大会の販売区分とルールを見て決める
PFTを急いで行う必要はありません。体調や運動実施の可否に不安がある場合は、この記事で判断せず、資格を持つ医療・運動の専門家へ相談してください。
最終確認日:2026年9月5日